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部門紹介

培養環境部門

薬剤師が所属している「培養環境部門」は、薬局業務・培養室業務を行っております。 薬局では患者様ひとりひとりに、ゆっくりと薬の作用や飲み方についてのご説明をさせて頂いています。不妊治療では、効能・効果以外の使い方をする薬や、国内で発売されていない薬・サプリメントを使用したりすることが数多くありますので、一つ一つ納得していただけるまで説明させていただいております。疑問に思うことや不安な点がございましたら、いつでも薬剤師にお聞きください。
培養室では、培養液の作成や培養環境の管理を行っています。皆様からお預かりした胚を無事に移植できるかどうかは、培養室の環境やスタッフの技術などいろいろな要素が関与してきます。その中でも「培養液」は一番重要と言っても過言ではない要素です。

培養液の良し悪しで胚の質が変わってしまうこともあるため、患者様に「合う培養液」を見つけだし、より良いものを使用しています。そして常に培養条件を良くするための新しい培養液の検索や提案を行っています。最新の情報を得るため学会等にも参加し、そこで学んだ知識を活かしてより良い環境で胚を培養できるよう努力しています。
また、クオリティーコントロール(品質管理)も重要な業務であり、培養に使用する水や培養液、そして器具の一つ一つに関して徹底的に検査等を行い、常に最高の環境で精子や卵子、受精卵を培養できるように心がけています。
採卵・胚移植の際にも、医師・看護師・胚培養士と連携して業務にあたっております。 皆様にかわいい赤ちゃんが授かりますよう、培養環境部門一同お祈りしています。