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topic* 精子カウントの方法

2019.5.5
その他
生殖技術部門より

ホームページをご覧のみなさまへ

みなさんこんにちは、生殖技術部門です。

精液検査がどのように行われているか疑問に思ったことはありませんか?

今回は精子カウントに使用する道具と方法について紹介します。

 

精液検査では精液に含まれる精子の濃度を測定します。

精子(約60μm)はとても小さいので肉眼では見えません。

そこで図にあるMakler Counting Chamber® (マクラーチャンバー)の真ん中に精液を一滴のせ、ふたをして顕微鏡で観察します。ふたにはマス目が刻まれていて、その中に何匹いるか数えることで濃度を測定できます。

 

当院では正確な結果を報告できるように精子カウントを行う胚培養士の教育にもしっかりした基準があります。熟練したスタッフと同時に測定し、測定結果が同じくらいになるかチェックを行い問題がなかった胚培養士のみが合格となり、患者様の検査を行えるようになります。

また、合格している胚培養士も定期的に目合わせを行うことで正確さを維持しています。

 

今後もスタッフ一同、安心・安全な医療を提供できるように努めてまいります。