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topic* 一般不妊治療による妊娠の周産期リスクは高くなるか?第71日本産科婦人科学術講演会に参加して

2019.5.10
レポート
医局より

4月11日~14日に名古屋国際会議場で開催された「第71回日本産科婦人科学術講演会」に参加し、ポスター発表を行いました。

私の発表は、自然妊娠に比べて一般不妊治療(タイミング療法や人工授精)による妊娠は周産期リスクが高くなるかどうかを調査したものです。

当院で不妊治療後、出産された方の帝王切開率やお子様の合併症率は上昇しておりませんでした。一般的に、排卵誘発剤を使用すると多胎(双子など)率が上昇するので、帝王切開率も上昇すると考えられていますが、当院では母児の安全を守るための多胎妊娠をできるだけ避ける方針で治療しています。

このため一般不妊治療中に避妊の必要性をお伝えすることもあります。患者様の中には「不妊治療中なのになぜ避妊するのか?」と疑問に思われることもあるかと思いますが、こうして実際に、よりリスクの低い普通分娩ができる患者様が多いことを知って私たちも安心しました。

卒業された患者様におかれましては、子育てでお忙しいところ妊娠調査にご協力いただきましてありがとうございました。

通院中の患者様やご家族の、無事にお子様をお迎えしたいという想いに応えられるように益々精進してまいります。

 

医師:小宮慎之介

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