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Cocochi-na「不妊治療中の気持ちのコントロール」を3月9日に開催しました

2024.3.30
レポート
看護師より

ホームページをご覧のみなさまへ

こんにちは、看護部門 達富です。

3月9日土曜日の午後、患者会Cocochi-na(ここちーな)を開催しましたので、その様子をお伝えいたします。
当日は、ご夫婦を含めて10名以上の方にご参加いただきました。

はじめに看護師からスライドを用いて、「不妊治療中のストレス因子」「心理状態と妊娠率」「ご自身で取り組めそうな気持ちのセルフコントロール」について20分ほどお話をしました。その後、1時間の予定で2グループに分かれて座談会を行いました。

座談会では、「同じ境遇の方同士なので普段話せない事も話せる」「こんな場所が欲しかった」とお気持ちを表出されていました。男性参加者からは、「妻が言っていることを皆さんも言っている、みんな同じ気持ちなんだと改めて思った」と不妊治療中の女性の気持ちを知って頂く機会になりました。

会終了後にはアプリメールを利用し、アンケートにもご協力いただきました。

その中で、Cocochi-na(ここちーな)に参加されてお気持ちに変化はありましたか?と質問したところ、「気持ちが軽くなった」「前向きになれた」「元気と明るさをもらった」「簡単には解決できないが自分と向き合うきっかけになった」「夫(妻)の気持ちに寄り添おうと思った」などのご意見がありました。

この日、少し緊張した面持ちで会場入りする皆さんを前に、私も少し緊張しながらお話をしました。座談会の時間になり、治療内容は違っても、同じように頑張っている者同士、気兼ねなく気持ちを表出することでこころもほぐれ、笑顔が増え、会話も進み、予定していた1時間では足りず、気づけば1時間半が経過していました。そして、閉会の時、私の眼には満面の笑みの皆さんの姿がありました。

ご参加下さいました皆さま、ありがとうございました。
皆さんと過ごした2時間はいかがでしたか?短い時間でしたが、有意義な時間であったのではないでしょうか。

次回7月には「治療のやめ時」をテーマにCocochi-na(ここちーな)を予定しています。

不妊治療はご夫婦を対象にした治療です。可能であればご夫婦でご参加して頂くと、今まで気づかなかった奥様のこと、ご主人のこと、ご夫婦のことに目を向ける機会になるかもしれません。
詳細は開催1ヶ月前にご案内をホームページ・まがたまアプリにて公開いたします。皆様のご参加をお待ちしています。