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topic* 子宮頸がんとHVPワクチンの勉強会をしました

2019.12.10
レポート
看護師より

看護部門の勉強会レポートです。

看護部門では、患者様によりよいサポートを行う為に、部門内で勉強会を毎月開催し、スタッフ間での研鑽に努めております。
今回のテーマは、「子宮頸がんとHPVワクチン」について学びましたのでご紹介します。

子宮頸がんとは、女性の子宮頸部にできるがんのことです。子宮頸がんの発生にはヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で起こることが知られています。HPVは皮膚や粘膜に感染するウイルスで、海外の報告では、性行為を行う女性の50~80%が、生涯で一度は感染すると報告されています。HPVに感染しても多くの場合は自然に排除されますが、感染が続くとその一部ががんになります。
予防法としては、①子宮頸がん予防ワクチンを接種することでHPVの感染を予防すること、②子宮頸がん検診を定期的に受け、早期発見に繋げることが挙げられます。

当院では初診時に1年以内の子宮頚がん検診結果を確認し、ご希望があれば検査を実施しております。結果によっては、さらに詳しい検査を行う場合があり、不妊治療開始が延期になる可能性もあります。

尚、当院では子宮頚がん予防ワクチンの接種は行っていませんが、有効性とリスクを十分ご理解した上での接種が望まれます。ご希望の患者様は近隣の医療機関にお尋ね下さい。

ご質問などありましたらいつでもお声かけ下さい。