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培養室の災害対策について

2018.8.22
レポート
生殖技術部門より

先日(6/18)、大阪北部地震により大阪市北区でも最大震度6弱が観測されました。当院では今回の震災において培養中の胚および凍結胚、精子に被害はありませんでした。

今回は今後、予想される天災に備えて培養室の災害対策を紹介します。

 

胚培養機は震度6弱で転倒もなく培養中の胚に影響はありませんでした。(写真①)

また、培養機は停電時には非常用発電機に接続されるようにしているので胚の培養も継続して行えます。

 

また、凍結胚は保存用タンクの液体窒素中で保存されています。凍結保存用タンクは転倒しにくいようにチェーンを設置して、タンクが動いて破損することや転倒を防いでいます。(写真②)

 

これからも培養室の安全管理に努めてまいります。